2013年8月31日土曜日

利益相反チェック機能

 ファイルメーカーで自作している事件管理データベースの眼目は,
まずは事務処理軽減というところにあります。

 しかし,この度,要望を受けて利益相反チェックのための機能も持たせるべく,
その方向で一歩前進しました。

 普段のメインとなる「事件一覧」の画面の上部に,
「利益相反チェック」というボタンが新たに設置されています。



 それを押すと,人物名で検索ができる画面に移動します。







 

 終了した事件を含めた,依頼者,相手方,債権者を対象として
検索が出来るようになっています。
 上部の検索ボックスの「姓」の欄と「名」の欄にを両方キーワードを入れると,AND検索になって,全ての条件が完全に合致するものが表示されます。
 「姓」の欄にだけ入れると,そこに入れた言葉が依頼者,相手方,債権者の姓とか名とかどこかに該当すると表示されます。

 ちなみに複数相手方と複数依頼者については,画面上は一人分しか表示されていないですが,実際には二人以上いることもあるわけで,その場合にも検索には引っかかります。
 検索に引っかかるとその文字が赤く表示されるようになってますが,どこも赤くなっていないのに検索に引っかかっている場合には,その表示されていない部分で検索に引っかかっているということになります。

 表記のゆれのせい(あるいは入力間違いなど)で検索にひっかからないおそれがあることを考えると,姓と名と両方入れてみて該当がない場合も,万全を期すなら一応姓だけで検索したりするのがいいかもしれません。