2012年6月5日火曜日

身近な法律相談


横浜弁護士会では,市役所・区役所での
無料法律相談というものを行っています。

「市民に身近な法律相談」というものが実現できて
日頃から大変喜ばしく思っております。


私の住む川崎市で行われている法律相談がどのように行われているのか,
せっかくですのでこの機会にご紹介したいと思います。



相談はプライバシーに配慮して個別のブースで行います。
個別のブースで行うのですが,場所によってはそのブースがとても
「アットホーム」な広さに設定されていることがあります。

ブース自体の広さがそのように「アットホーム」な訳なので,
当然そこに置いてある机も「アットホーム」な大きさとなります。

その帰結として,その机を挟んで向かい合う弁護士と相談者も
きわめて「アットホーム」な距離に位置することになります。


私の言うところの身近な法律相談というのは,
実はこういうことを言っているのではないのですが,
まあ,これはこれで良いのかもしれないなと思ったりしています。

視力の悪い方でもお互いにお顔が良く見えてよい
という利点もあるかもしれませんものね。
(ちなみに私の視力は両目とも裸眼で1.0です。)


そのような「アットホーム」な相談で困ったことがあるとすれば,
夏の暑い日などに,区役所の方が気を使って
相談担当の弁護士向けに出してくれたお茶を,
相談者の方に飲まれてしまうことがあるということでしょうか。


「あ。」という間もなくおもむろにごくごく私のお茶を
飲まれてしまうので,そのようなときには思わずごく一瞬だけ
呆然とそれを眺めるのみという瞬間が出来上がってしまいます。

もっとも,そこはプロとして相談を行っていますから,
ただちに精神のリカバリーを行い,相談自体は問題なく
継続させていただいておりますので,
市民の皆様におかれましては弁護士側の些細な動揺は気にせず,
引き続き安心して相談して頂ければと思います。


それでここからが本題なのですが,
好評につき弊所での無料法律相談をまた行います。
平成24年6月23日土曜日,今回は相続相談です。
お申し込みはこちらからどうぞ。